中国 北京 中国人の商売根性に驚く

下の写真をご覧ください。何か丼ものの食べ物の広告だと言うのはお分かりになると思います。問題はこの広告を撮影した場所はどこかと言うことです。画面の写真にはブレがありますが、これは撮影したときの手振れによるものではありません。実はこれは北京の地下鉄車両内で撮影したものです。何故、ブレているのでしょうか?実は、これは地下鉄車両が走っているときに、暗い地下トンネルの壁面、つまり車両の窓から外側にあるホーム側とは反対側のトンネル壁面を撮影したものなのです。つまりトンネル内の壁面に広告を映し出す仕掛けが有ると言うことです。

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実際に地下鉄のドアの窓から撮影した同じ広告が下の写真になります。カメラのフラッシュで窓ガラスが光って見えにくいですが、上の広告が良く確認できると思います。地下トンネル壁面も写っています。

 

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さらに少し離れて撮影したものが下の写真になります。広告の位置とサイズが分かります。広告の位置は座っている乗客から見えやすいように設定されていることがわかります。広告のある壁面の反対側に座ると座っている人の目には自然に広告が入ってくると言うわけです。

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下の写真のように中国の地下鉄車輌内には基本的に日本式の広告はありません。というわけで、このような広告が考え出されたのでしょう。しかし、動いている車両の窓からほぼ静止した画像が比較的長時間見えると言うことは、車両の速度に合わせて、表示ディスプレイの設置位置を計算し、相当な数のディスプレーを配置していると言うことになります。メリットは一度ディスプレイを設置してしまえば、色々な広告を表示できるため、紙の広告を印刷して車内に設置して張り替えるのに比べ、長い目で見ればコストは返って安いと言う発想でしょうか。デメリットとしては地下トンネル内でディスプレイが粉塵で汚れやすいため、メンテが大変そうと言うことぐらいでしょうか。何れにしてもここまでする中国の人は商売根性はすごいなと感じた出来事でした。ただし、全ての路線で見られる訳ではありませんので、あしからず。

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