台灣旅行[15] 書店に行ってみよう

台北の書店 

 台北で有名な書店はやはり、誠品書店でしょう。誠品書店は洋書(英語)、台湾の書籍、中国本土の書籍、雑誌(台湾、英語圏、日本)等の書籍に加え、小物、文房具、台湾の名産品、玩具等色々な商品を取り揃えていて、日本の書店も参考にしていると聞きました。台北市内に店舗が 箇所あり、2018年には、これまで有名だった中山地下街の本屋は全てなくなり、誠品書店となりました。MRT台北駅(地下)にも1店舗ありますが小さく品揃えは全然ダメなので大きな店舗をお薦めします。

 自分は中国語が読めないから行く意味が無いと思われるかもしれませんが、そうではありません。台湾旅行が好きな方であれば、是非、訪れて頂き、旅行関係のコーナーでガイドブックを見てみて下さい。当たり前ですが、日本では売られていない、知られていない台湾各地の旅行ガイドブックが揃っています。日本のガイドブックはどれも同じような無いようですが、台湾当地のガイドブックは一味違います。当然ですが、台湾のガイドブックにしか乗っていないようなお店、観光地を見つけられます。ガイドブックですから写真、住所等は日本人でも分かります。台湾の書籍は日本よりも値段が安いので、是非のぞいて見て下さい。台湾各地に特化したガイドブックは貴重です。ガイドブックを探すのであれば、誠品書店でも大きな書店をお薦めします。品揃えが違います。

 一方、現在中国語を勉強されている方は、語学コーナーで日本語学習教材に注目です。日本で発売されている中国語テキストは、日本在住の中国人の方が書かれた普通話ベースの教材が殆どです。つまり、今使われている生きた台湾の中国語を学ぶには、台湾で発売されている最新の日本語教材がベストという訳です。日本語教材ですから、日本語の例文に台湾中国語訳が記載されています。つまり、日本語テキストを見て、その表現を台湾で何というのかが調べられるという訳です。例えば、旅行に特化した日本語教材を逆に使えば、台湾旅行に必要な表現で、今台湾で使われている表現として正しく分かるというわけです。語学教材もできるだけ大きな店舗をお薦めします。上記と同じく、品揃えが違います。

 中国語の本を買って読んで見たいという方で、読み慣れていない方であれば、日本の小説の台湾語訳をお薦めします。英米文学では人名が全て漢字表記になりますので、慣れないと人名なのか何なのかが分かりにくい上に、訳者によって用いる漢字が違ったりします。大陸と台湾でも人名表記は異なる場合があります。さらに人名は辞書で引くことも出来ませんから、中国語の発音から似た外国人名を当てるクイズのようになってしまいます。そこで、英米文学を読む場合は原書もアマゾンなどで購入して照らし合わせないと自信を持って言えない状況に陥りがちです。その点、日本の小説は人名はそのまま(繁体字に変わる場合はありますが)ですから、変なところで首を傾げる必要もありません。それに漢字文化圏同士のせいか、日本語の小説の訳文は平易で読みやすいことが多く、英米文学などの西洋文学の翻訳本に比べて、遥かに読みやすいです。

 重慶南路に行けば、数点の老舗の書店があり、特に三民書店は有名な老舗です。1F自体はそれほど広く無いですが、確か4、5階建てなので、それなりに本は揃っています。ただし、誠品書店に比べれば遥かに書籍数は少ないと言わざるを得ません。