短期間の旅行でオーロラを高確率で見る方法を考える(6)

オーロラベルトに含まれる場所

オーロラベルトの下に位置する街を調べると、凡そ下記の街・市・地方(アルファベット順)が該当する。オーロラベルトの中心を通る円の北緯は夜側で65°付近と言われているので、この中心値に近い場所が最も確率上、オーロラが発生しやすいと言うことになる。下のリストにおいてNは北緯を表す。

北緯一覧

赤字、オレンジ、黄色の順にオーロラベルトの中心から、より上下にずれていることを示す。色をつけていない場所はオーロラベルトの中心からのズレが比較的大きく、短期間の旅行でオーロラを観測する場所としては敵していないと判断出来る。

U.S.A / Alaska ➡️

  • Fairbanks: 64°N
  • Anchorage: 61°N
  • Brooks Range: 68°N

Canada ➡️

  • Yukon: 60°N
  • Edmonton: 53°N
  • Yellowknife: 62°N
  • Manitoulin Island: 45°N
  • Cavendish: 46°N

Finland ➡️

  • Nellim: 68°N
  • Muotka: 67°N
  • Saarisella: 68°N
  • Menesjarvi: 68°N
  • Inari: 68°N
  • Harriniva: 67°N
  • Oulu: 65°N
  • Torassieppi: 67°N
  • Kilpisjarvi: 69°N
  • Luosto: 67°N
  • Utsjoki: 69°N
  • Levi: 67°N

Greenland ➡️

  • Kangerlussuaq: 67°N

Iceland ➡️

  • Borgarnes: 65°N
  • Westfjords: 65°N
  • Reykjavik: 64°N
  • Hafjell: 61°N
  • Myvatn: 65°N

Norway ➡️

  • Tromso: 69°N
  • Lyngen: 69°N
  • Sommaroy: 69°N
  • Sonja ?
  • Sortland: 68°N
  • Lofoten: 68°N
  • Alta: 69°N
  • Kirkenes: 69°N

Scotland ➡️

  • Shetland: 60°N
  • Edingburgh: 55°N
  • Caithness: 57°N
  • Sutherland: 58°N
  • Blackford Hill: 55°N
  • Scottish Highlands: 57°N
  • Orkney Island: 59°N
  • Berneray Island: 57°N

Svalbard ➡️

  • Spitsbergen: 78°N

Sweden ➡️

  • Abisko: 68°N
  • Lulea: 65°N
  • Jukkasjarvi: 67°N

まとめ

上記の結果から米国アラスカ、フィンランドアイスランドグリーンランドスウェーデンがオーロラ観測地として有望である事が分かる。特に、アイスランドフィンランドが適している。ノルウェイとカナダの観測点は意外にオーロラベルトの中心から少し外れている。スコットランドでもオーロラ観測の実績があるようだが、北緯から見ると大きく外れているので問題外と言える。

北緯が適切でも大きな街ほど夜間の明るさが障害になり、街から離れた場所まで移動しないといけない。つまり、これらの街の大きさと観測可能な場所までのアクセスについて知る必要がある。また、天候が悪いとオーロラ観測は難しいので、年間の天候も調べる必要があるだろう。更に、場所によっては白夜の時期は観測は難しいので白夜の時期も調べる必要がある。最後にオーロラ出現頻度等も調べておくべきだろう。

(7)に続く