ワルシャワ国立美術館(1)、(2)でご紹介出来なかった所蔵作品の一部を追加でご紹介します。
絵画作品
Kazimierz Stabrowski
Kazimierz Stabrowski(1869-1929)の作品”In front of a Stained Glass Window”(1908年)
ステンドグラスから差し込む光で、女性の上半身、特に顔と表情が強調されています。上の明るい部分と下の暗い部分の比率が上手く考えられていて、明暗のコントラストを上手く使った作品だと思いました。
Jozef Mehoffer
Jozef Mehoffer(1869-1946)の作品”Strange Garden” (1902-1903年)
作品名「ストレンジガーデン」の通り、金色の大きなトンボが描かれた変わった絵です。トンボがいないとただの絵になってしまって面白みがないのはわかりますが、この絵に金色のトンボが必要なのかと首を傾げてしまいます。トンボなしでも良い作品ではないでしょうか。
Olga Boznariska
Olga Boznariska (1865-1940)の作品”Portrait of Girls (Helene and Wladyslawa Chmielarczyk)”(1906年)
二人とも幼いせいか初めて絵のモデルになって、緊張して、かなり構えている感じが良く描かれています。
Jacek Malczewski
Jacek Malczewski(1854-1929)の作品”Sunday in the Mine” (1882年)
最初は戦場の兵士かと思いましたが、作品名は「鉱山の日曜日」で、鉱山で働く労働者の休日の様子を描いた絵ということになりmす。皆、疲れ切っている様子が上手く描かれています。近くで見ると、顔、手などかなり画力のある画家だと思いました。
Stanislaw Wyspiariski
Stanislaw Wyspiariski(1869-1907) の作品”Girl putting out the candle”(1893年)
この作品の作者と作品名は控え忘れました。恐らく初期のアブストラクト絵画です。
Kazimierz Podsadecki
Kazimierz Podsadecki (1904-1970)の作品”Composition”(1933年)
Kazimierz Podsadecki (1904-1970)の作品”Dancers ”(1944年)
すみません。作者、作品名控え忘れました。
Bronisław Wojciech Linke
Bronisław Wojciech Linkeの作品"Autobus"(1959-1961年)
バスの中に様々な人が乗っています。非常に変わった絵ですが、一度見ると忘れません。と言うことはオリジナリティがあって、人の心に訴えるものを持っていると言うことですから、その意味で良い作品と言えます。個人的には、恐らく、国とか街をバスに例え、バスの中を社会の状態として描いたものだと思います。
上の作品の解釈については、人それぞれでしょうが、下記サイトで一つの解釈を読むことが出来ます。この絵が何を描きたかったのかについて英文ですが説明があります。
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