私が初めてロシア人が飛行機の着地とともに一斉に拍手する姿を見たのはイギリスのヒースロー空港からモスクワのドモジェドモ空港に行く英国航空に乗った時だった。
次に拍手を聞いたのはウクライナからトルコのアンカラ空港に行くウクライナ航空に乗った時だった。
何れのケースもロシア人かウクライナ人が沢山乗っていたため、着陸と同時にどこからともなく拍手が聞こえ始め、やがて沢山の人が拍手を始めた。郷に入れば郷に従えと言うことで、私も拍手下見ましたが。意外と、実際やってみると違和感はなかった。
こう言った経験をするたびに、何で拍手するのかが気にはなっていたのだが、その理由は分からなかった。
拍手の理由
そこで、ネット検索してみると、大体以下のような説が有ることが分かった。
- 西側では廃れた習慣が今も残っている
- フライトのストレスから開放されるから
- 事故に遭わなかった安堵感から
- 映画のシーンを真似ている
- ロシア人特有のメンタリティによるもの
どれが正しいのか
各個人で理由は異なるかも知れないので、どれも正しいのかも知れないが、結局、周りの人がすれば、それが当たり前となる。親が拍手すれば子供もそうする。そうして、年代を超えて、この習慣が伝えられていく。そうなると、習慣となってくるので、結局、上記の理由は意味がなくなってくる。
朝、挨拶するのと何ら変わらない。と言うことで。理由はともかくロシア人はこれからも拍手し続けるだろう。
因みに誰に拍手しているかというと、勿論、パイロットである。パイロットには聞こえないですよねと言うなかれ。キャビンアテンダントがパイロットに伝えている可能性が高いからである。
方向音痴まっくすの結論
旧ソ連圏の飛行機では着陸が下手くそでも全力で拍手しよう!
参考にしたサイト
https://www.rbth.com/lifestyle/326235-why-russians-applaud-plane
https://www.quora.com/Why-do-Russians-clap-when-a-plane-lands-safely
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