台湾旅行[37] 私が台湾依存症みたいになった経緯と台湾を卒業した経緯 2

台湾を卒業(台卒)した経緯

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私が台湾に通うようになってからのことを思い出すと、色々と面白いことがわかってきます。先ず、台湾に行き始めた頃は色々な観光地を巡り、美味しいものを食べて、お土産を買うというおきまりのパターンでの観光からスタートします。さて、台北の観光地、例えば101、夜市、寺院、故宮博物館等を全て見てしまい、台北で見るところが無くなってくるとどうするでしょうか。大抵の人は食べ物に行き着きます。台湾には日本では食べられない美味しい食べ物が沢山あります。また、台湾には日本には無い美味しい果物もあります。前述のように私が台北で会った日本人女性が台北に来る理由として「食べ歩き」と語っていたのは、正にこの状態にあったということです。

常客証の誘惑

台湾好きの方なら誰でも知っている「常客証」というのがあります。これは一年間に3回以上台湾を訪問すると、オンライン申請によりPDFとして即時発行される証書で、この書類を持っていると、入国審査(入管、海関)の際、沢山並んでいる通常の観光客を横目に見ながら、殆ど人が並んでいない特別なカウンターで簡単に入国できるという特典です。例えば、現在2回台湾を訪問していて、数ヶ月以内にもう一回台湾に行けば、一年間に3回訪問したことになる場合、「よし、常客証をゲット出来るように、もう一回行くか!」という人も出てきます。一度、常客証を利用してしまうと、あまりの便利さに、この特権を失いたくなります。私も、そうでした。そのため、大して目的も無く、航空券の安い時を狙って台湾に行ってしまうという現象が起こるわけです。日本も観光立国を目指しているわけですから、このような制度を設ければ近隣諸国からの観光客の増加にも寄与すると思うのですが。

さて、然し乍ら、最近の動向として顔認識ゲートの導入が始まっています。台湾が外国人の入国にこの機械を導入し始めると、今までのような混雑が緩和されることは間違いありません。そうすると、常客証のメリットは今までよりも低下してくるのは間違いありません。

台北に通い詰めるとどうなるのか

台北に通い詰めると、人により異なるとは思いますが、台北以外に目が行くようになります。そうすると九份、十份、東海岸、西海岸、台中、高雄等に行きたくなってきます。阿里山に行く人もいるでしょう。そして、更に離島にも行きたくなってきます。さて、これらの場所に行ってしまうとどうなるでしょうか?私は、これらの観光地には全て行ったわけではありませんが、台北に限って言えば、私の場合、書店巡り、映画鑑賞、食べ歩き、美術館、街をぶらぶらなどを繰り返すことになります。しかし、書店は段々意味がなくなってきます。最初の頃は全ての本が珍しいので楽しいのですが、欲しい本を全て買ってしまうと、新刊のみを見て終わりです。古書店もほぼ全て行きましたが、良い本がないのでやめました。映画館は上映作品が変わるので継続性があります。美術館もそうです。しかし、この二つだけで何日も過ごすことはできません。そこで、残るのが食べることになります。それもメインが食べ歩きになってくるというわけです。これが台湾リピーターの多くが行き着く一つのゴール?ではないでしょうか?

食べ歩きについて

私の場合、最初はガイドブックを見て、美味しそうな店に行って食べていました。しかし、それをコンプリートしてしまうと行き先が無くなり、気に入った店にリピートしたりしていました。その内、物足らなくなって新しい店を開拓するために香港、台湾で出版された台北の美食ガイドを見るようになりました。当然、日本のガイドブックでは扱ってない店が山ほど乗っているわけですから、今度はそのような店に行っていました。当然、そのような店には日本の観光客はいませんので、ある意味、静かに食べられるというメリットがあります。食べるのが大好きな人は、このようなアプローチでかなり長い間、台北のみでも楽しめると思います。

台湾を卒業したキッカケ

昨年、個人的な理由で13日くらいの長い期間仕事が休める機会がありました。このような長い期間があれば、その直前まで台湾リピートをしていた私でも、もう少し遠い国に行ってみたくなりました。もともと海外旅行が好きですから、このチャンスを逃すのは惜しいという感じがしました。そこで、ヨーロッパに行くことにしました。これまでにイギリス、ドイツ、オランダ、イタリア、ロシア、チェコに行ったことがあったので、それ以外の国を見てみたくなって東欧を旅行しました。そして、初めてウクライナも訪れたのですが、結構気に入ってしまいました。そして、その時、思ったことは、「これまで何年も台湾ばかり行っていたけど、そのお金と時間を使えば、他の国にも行けたなあ。限られた人生なのに、お金、時間をこれまで何故台湾だけに使っていたのか」ということです。そして、この旅行をキッカケにして台湾を卒業しようと決心するに至ったわけです。以上になりますが、私は台湾依存症にかかっていたのだと思います。もっと重症の方もおられると思いますが、一度、考えてみていただければと思います。重症というと悪いイメージですが、そういう意味で言っているわけではありませんので、ご了承ください。

 

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