今回ご紹介するのは国立タラス・シェフチェンコ博物館です。この美術館は1949年に開館し、旧シェフチェンコ中央博物館、ハリコフ美術館等にあるシェフチェンコ関連の多数のコレンクションを展示しています。シェフチェンコはウクライナの詩人であり芸術家です。
- 国立タラス・シェフチェンコ博物館
- Taras Shevchenko National Museum (Національний музей Тараса Шевченка)
- Address: Tarasa Shevchenko Blvd, 12, Kyiv, 01004 (бульвар Тараса Шевченка, 12, Київ, 01004)
- TEL: +380 44 234 2556
- WEB: Головна - Музей Шевченка
- 開館時間:10:00 - 17:30 9 (月曜休館)
こちらは博物館の建物ですが、入り口は更に先の方にあります。
博物館の銘板です。
こちらが博物館の中庭の入り口です。チケット売り場はこの建物に入ったところにあります。コートなどは預かって貰えます。
こういう現代美術の展示もあります。
こんなに高い位置に犬がいるのが不思議です。どこから登ったんでしょうか?
象牙製のタバコケース。
メナイオン・リーダー(Menaion Reader)
キエフ・ペチェルスク・ラヴラ印刷所(Kyiv, Printing house of the Kyiv Pechersk Lavra )で18世紀後期から19初頭に印刷された聖書コレクション。
Taras Shevchenkoの作品”Head of α Woman”(1830年:紙に鉛筆)。
Taras Shevchenko の作品"At the Cemetery" (1856-1857年:紙にインディアン・インク)
Taras Shevchenko の作品"Blind Woman with Her Daughter, After poem Blind Woman" (1842年:紙に鉛筆とセピア)
Taras Shevchenko の作品”Matchmakers” (1844年:エッチング)
Mykhailo Mykeshynの作品 ”Illustration for the ballad Bewitched by Taras Shevechenko” (1895年:リトグラフ)
銅版画(エッチング)の原板も展示されていました。
こちらの展示ルームでは、ビデオが放映されていました。
ビデオの内容ですが、下記のように色鮮やかな粘土?を使って奇妙な形の生き物を作る過程を紹介しているものでした。
作品は手前のテーブルに沢山展示されていましたが、何となく可愛いものばかりでした。
ビデオで作っていたのがこちら。生き物なのか植物なのか得体の知れない物体ですね。しかし、今回、この博物館で最も記憶に残っているのがこの作品です。この事実は、この作品が観る人に一定のインパクトを与えていることを示しています。一度観たら忘れられない作品というのは、芸術として、それなりのオリジナリティと価値を持っていることを示しています。この作品を作っている人が誰かわかりませんが、また、観てみたいと思いました。
この博物館は閉館時間が夕方5時半で、チケット購入は夕方5時までです。30分だとあまりゆっくり観れないので、早い時間に行かれることをお勧めします。
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