今回はキエフの永遠の栄光公園(Park of Eternal Glory)内にある「無名戦士の記念碑」と「ホロドモール記念博物館」をご紹介します。
永遠の栄光の記念碑
1957年11月6日に完成した無名戦士の記念碑。記念碑の高さは27mで、オベリスクの形をしていて、34人の英雄兵士の墓石があります。日本の安倍首相がウクライナ訪問時に献花しています。
- 無名戦士の記念碑(Tomb of the Unknown Soldier)
- 正式には「永遠の栄光の記念碑」Memorial to Eternal Glory (Меморіал Вічної Слави)
- address: GPS 50.438963, 30.553283
オベリスクのあるところから下側を見下ろすとドニエプル川が見えました。下の方でも何かの建設工事が行われていました。
離れたところから見ても目立ちます。
天気も良かったので散歩に来ている人もちらほら見かけました。この写真の右上の方にホロドモール記念博物館の建物が見えています。歩いてすぐ行ける近さです。
ホロドモール記念博物館
旧ソ連邦時代にソ連共産党政権がスターリンの指揮下、1932−1933年にウクライナ人を人口飢餓状態にして、多数虐殺した犯罪行為が行われました。この犯罪に関する資料を収集し、知識を蓄積し広め、市民へ警告することを目的にこの博物館が建設されました。ウェブサイトによると虐殺した人の集団墓地の数は857にも上るとのことです。最近のロシアによるクリミア併合などの問題もあり、多くのウクライナ人はロシアのことを良く思っていないです。
- ホロドモール記念博物館
- National Holodomor - Genocide Museum ( Музей «Меморіал жертв Голодомору»)
- address: Lavrska St, 3, Kyiv, 02000(вулиця Лаврська, 3, Київ, 02000)
- address: GPS: 50.438150, 30.554093
- web: Головна | Національний музей Голодомору-геноциду
- 完成:2008年
建物は美しいのですが、このようなくらい過去があった事は残念です。
今回初めて行ってみたのですが、残念ながら工事中(改修中)で近づけませんでした。
このように白くて美しい建物です。
たまたま別の日の夜にこの辺りを歩いていたらライトアップ
近くにはペチェルースク修道院、アートアルセナル等見所も多いので、天気の良い日に、ついでに寄ってみられると良いと思います。
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