中国・武漢新型コロナウイルス(2020年3月8日) 患者の涙にウイルス 中国の研究:眼の分泌物を通して感染する恐れ 

台湾のTVBSが2月28日に新型コロナウイルスの感染経路に関する新しい知見について報道していましたので、予防の観点から重要と思われますので、ご紹介させていただきます。

記事

新冠患者眼淚含病毒 陸研究:恐透過眼睛分泌物傳染」新型コロナウイルス患者の涙にウイルス 中国の研究:眼の分泌物を通して感染する恐れ)

f:id:zeitrium-editor:20200307211521j:plain

copyright 2020 Taiwan TVBS

浙江大学医学部第一付属病院の眼科チームは最近、ある一人の武漢肺炎患者の涙と結膜分泌物の核酸検査を実施したところ、ウイルス陽性の結果が現れました。研究チームは、この結果から眼の分泌物を介して武漢肺炎か感染する可能性を示していると、懸念を表明しました。本日の浙江大学微信公式アカウントによると、浙江大学医学部第一付属病院の学部長で眼科教授である沈曄のチームは、26日に英語の学術雑誌"Journal of Medical Virology"のウェブサイトに、この研究結果をオンライン公開した。

報告によると、1月26日から2月9日まで、研究チームは、浙江大学医科大学の関連病院で最初に確認された新型コロナウイルスの患者30人を対象に涙と結膜分泌物の混合物を調べました。研究の第一段階で調べた6人のサンプルはいずれも核酸検査で陰性でした。チームは既存のサンプルは代表的かつ包括的なものではないため、観察期間を延長する必要があると考え、隔離病棟でのサンプリングと研究を続けました。その後、チームは入院後のある患者の左眼に結膜炎の症状が現れたものの、右眼には現れなかったことを発見しました。左目は核酸検査で新型コロナウイルスが陽性、右目は陰性であることが判りました。研究の正確性を確保するため、チームは両眼の結膜分泌物に対し3回の核酸検査を実施したところ、同じ結果が得られました。

この患者は現在、総合的な抗ウイルス治療を受けて病状が改善する過程で、結膜炎も改善し、眼の再検査では陰性となりました。新型コロナウイルスにより眼の結膜炎が発症するメカニズムについてはまだ研究中です。この研究は浙江省科学技術局主要科学技術計画により支援されたと伝えられており、著者は夏建華、共著者は沈曄と郭東煜です。

沈曄はこの研究を通じて、患者の左眼の結膜炎と新型コロナウイルスには関係があり、眼の部分に存在するコロナウイルスによる感染のリスク、気道だけがウイルスを拡散させる唯一の方法ではないと結論づけられると述べています。彼は「結膜は一般に目の最外層で空気と接触する隔壁です。結膜は酸素を吸収し、代謝に関係しており、機能が正常であれば、細菌、ウイルス、その他の病原体をブロックできる。この研究の重要性は、疑わしい症例を調べる際、医療スタッフに、マスクに加えてゴーグルを着用する必要がある事を思い出させることにある」と指摘しました。 (

 

source:https://news.tvbs.com.tw/health/1284162